僕らの砂時計

鈴木絢音さんについて感じたことをありのままに書くブログです。

<3粒>LinQ解体・再開発プロジェクト

お久しぶりです。お久しぶりで何なのですが今回は題名にもあるようにLinQの事について書かせていただきます。ちなみに僕はLinQに関して言えば本当に本当にド新規です。そのド新規がド新規なりに感じたこの数ヶ月の出来事をありのままに書いていきます。至らぬ点は多々あるかと思われますが大目に見て頂けたら幸いです。あと本当にすみません、毎回短く書こうっていつも思ってるのですが今回4000字を超えています。途中に大きく空白を開けているところがあるのですがそれ以降だけでも読むのはありかなと思います(それまでは時系列をもとにした個人的回顧なので)。「何かこのブログを読んで得られるものがあるか?」と聞かれれば「このヲタク語彙力ないし何度も同じこと書くなよ」と自分でも思っているので特にはないかと思われますが、書き直しなしのぶっつけ本番で書き連ねた今の正直な思いです!暇な人だけ見てください!w(今回文面も真面目なので全部読んだ人がいれば本当に感謝感謝です())

 

結論から言うとこの度LinQは解体・再開発プロジェクトにより新生LinQとして活動する者、個人タレントとして活動する者、芸能界を引退する者とそれぞれ今後の道を歩むこととなりました。ここでは僕のLinQとの出会いからこれまでの数ヶ月の期間を書きたいと思います。

 

僕がLinQと出会ったのは去年の10月30日。たまたま友達に誘われて定期公演を見に行った所から始まりました。それから1ヶ月半が経ったある日(12/19)、LinQは今後のグループの成長のために解体・再開発プロジェクトが始まったのです。正直僕には何が起こっているのか全く分かりませんでした。「半年後に行われる福岡市民会館(5/5)と中野サンプラザ(5/27)のライブが成功すれば良いのかな?そしたらなんだかんだ今みたいな活動が続いてくれるのかな?」と思っていました。周りの人たちも何が何だかよくわからない中「とりあえず悔いのないようにやろう」という姿勢は皆同じでした。

このプロジェクトが始まってしばらくして(2月のおよそ1ヶ月間)「負けないぞ」のリリースイベント、プロモーションイベントが行われるようになり個人的にも色んなところに行きました。佐賀ではショッピングモールや屋外イベント会場でミニライブ、リリースイベントでは福岡の様々なレコード店でのミニライブ、また熊本と名古屋への遠征も行きました。更に推しメンである小日向舞菜の出身地である宮崎でのリリースイベントにも行きました。この他にも秋芳洞探検ツアーなどイベントを通して普段は行かないような所にも訪れることが出来ました。毎週どこかに飛んでる、そんな週末が続くリリイベ期間でした。

この期間を通していろんな人と各地で出会い食事をしたり呑んだり語ったり、掛け替えのない時間を過ごさせて貰いました。福岡県以外の九州の県に行く機会がこれまで無かったのでリリイベのおかげで様々な九州の良い所を見つけることが出来ました。このリリイベのおかげで九州がもっと好きになりました。もっと知りたいなと思うようになりました。

リリイベ期間、そしてリリイベ後にLinQを卒業するメンバーもいました。

メンバーの卒業は乃木坂の時にも体験してたことでしたが、よりメンバーとファンの距離感の近いLinQでのメンバーの卒業は「本当にもう会えないんだなぁ」というものを更に現実的に感じさせるものでした。

彼女らの卒業を見届けるともう4月でした。福岡市民会館でのライブも1ヶ月後となっていましたがこの時はまだワンマンライブが楽しみだなという印象の方が大きかったです。というのも市民会館でのライブはLinQを知って初めての大きな箱でのライブであったため普段のベストホールでのLinQとは違ったものが見れるのではないかな?と期待してたからです。4月は外イベやベストホールでの6周年記念公演など毎週のように大きなイベントが行われ、息つく間もなく月日は過ぎ去って行きました。

そして気づけば運命の5月。ここまで本当に早かったです。発表されて4ヶ月という時間がありましたが体感だとその半分程度の時間しか無かったのでは?といった感覚を覚えました。5/5の福岡市民会館の前には福岡ではどんたく期間であったためLinQもアイドルステージや対バンに参加してメンバーもファンもワンマンライブへの士気を高めていました。個人的には5/4は推しメンである小日向舞菜LinQに昇格してから2周年の日ともありこの日をベストホールでともに時間を過ごすことが出来て幸せでした。そしてその翌日、とうとう迎える福岡市民会館でのライブ当日。ライブの内容を書くと終わらなくなるので今回は控えますが、ライブ自体本当に良いライブだなと思いました。こんな熱いライブもしかしたら初めてかも、そう思えるほどのライブでした。市民会館でのライブが成功という知らせを受け、次に待ち受けるのが中野サンプラザ。しかしキャパ的にもまた拠点が福岡のグループであることもありチケットの売れ行きは苦戦していました。それでもメンバーの伊藤ちゃんの頑張りにより目標枚数の500枚全て完売したのです。これも書くと長くなるのですが伊藤ちゃんの頑張りには本当に頭が上がらないなと常々思っていました。中野サンプラザの前の週ではベストホールで1000回公演が行われました。僕はこの日都合が悪く最初少ししか見れなかったのですがTLでの感想、直接知り合いから聞く感想、どれもいいものでした。そして本当に来週運命の日を迎えてしまうのだなと……「終わって欲しくない」「出来ることならずっとこの時間が続いてほしい」気づいたらそういう気持ちの方が強くなっていました。しかし時は残酷なもので止まることはなく進み続けます。とうとう中野サンプラザでのライブ当日を迎えました。中野サンプラザにはいろんな知り合いがいました。ベストホールでいつも会うメンツ、関東から来てくれる人たち、この日のためにLinQにあまり興味はないけど観てみようと思ってチケットを買ってくれた方達。この雰囲気から滲み出る集大成感を微笑ましく思うと同時に、やはりここで一区切りになってしまうのだなという寂しい気持ち。色んな気持ちを抱えながらライブが始まりました。福岡でのライブと中野でのライブ、それぞれテーマがあり、福岡は「軌跡」、中野は「奇跡」というものでした。僕を含め中野での「奇跡」を信じた人は少なくないと思います。少なくとも僕はこの中野の公演で「何かいい方向に事が運ぶのかな?そうだといいな」という気持ちでいっぱいでした。

中野サンプラザでのライブも終わりいつの間にか6月。上旬には新体制の去就が発表されるとの事でしたが諸事情という理由のもとに発表が延期され僕らみんなモヤモヤした中その期間も外イベやベストホールでの定期公演に足を運んでいました。

 

 

 

 

 

そして本日6/20の早朝、発表は突如LinQの公式Twitterアカウントのツイートにて行われました。寝耳に水とはまさにこの事ではないのか。そう感じました。いきなり伝えられるメンバーの今後の動向。新生LinQとして残って活動するメンバーもいれば、LinQを卒業してタレントとして個人の道を進むメンバーもいれば、LinQを卒業し、同時に芸能界からも引退するメンバーもいて。正直事態を把握するのに時間がかなり必要でした。「土曜日、日曜日の物販では普通に普通に話してたのに……」「昨日のLINELIVEもいつも通りやってたじゃん……」事態が急すぎて皆狼狽していました。なので自分もなんてツイートしたら良いやら…とTLを静観するしか出来ませんでした。

「このままじゃダメだから変わらなければならない」そういうことを目的に発足した今回のプロジェクト、僕はまだまだ受け入れるには時間が必要です。でもメンバーのブログを見るとみんな自分が決めた道を歩む覚悟を持っており、僕らも前に進まないといけないなと思わされました。辛いのはメンバーも一緒、いや、メンバーの方が辛いと思うのに。。。こういう時もアイドルは僕らを励ましてくれるのですね。本当にアイドルは偉大だなと感じました。いつも支えられているのは僕らファンなんだと。

この数ヶ月の出来事を通してまだまだ精神年齢が低いなと感じましたね。

 

回顧はこれ位にして……(ここまでで既に3000字超えてるそうですすみません)

僕はLinQに行きだすようになってたくさんの仲間が出来ました。最初通いだした時は本当に誰も知り合いのいない日もあったりして心細い時もありました。しかし物販で並んでる時に声をかけてくれる人がいたり、ライブ中に推しメン0ポジを譲ってくれる人がいたり、一緒にmix打ってくれる人がいたり……公演を重ねるうちにいつの間にかたくさんの人と交流するようになっていました。こんな新参者を優しく迎え入れてくれたLinQファンの方々には感謝です。こんなに居心地の良い空間になるとは思ってもいませんでした。今ではどこの現場に行っても誰かしら知ってる人がいる。平日でも図らずも遭遇する人がいる。呼びかけたらすぐに来てくれる人がいる。いつの間にかそんな人たちに恵まれた環境に僕はいたようです。

しかし今回のプロジェクトにより推しメンが卒業する人も少なくありません。その人たちが今後どうするのか分かりませんが、前のようにみんなで時間を過ごすことが減ってしまうのは確かなのかなと思うと胸が痛いです。築き上げてきた輪がちょっと崩れそうになる感じが、そんな感じがするのです。いつしか仲間と土日をベストホールで過ごすことが当たり前の幸せであると思っていたようです。2つのワンマンライブの後もなんだかんだこの光景がずっと続くことをどこかで期待してたようです。しかし現実は甘くありませんでした。事実、今のLinQはもうなくなり新たなLinQとして生まれ変わるのです。個人的にこれから具体的にどうするかはまだよくわからないのですがLinQが与えてくれたメンバーとファンとの、そしてファンとファンとの「笑顔の架け橋」はこれからもずっとずっとずっと大切にしたいなと思います。

 

自分がLinQを知った時はまさか数ヶ月後このようなことが起きるとは想像もしていませんでした。この期間辛いことや悲しいこともありました。でもそれ以上に楽しいこと、嬉しいことがありました。LinQに出会わなければ体験出来なかったこと、会えなかった人がいました。たくさんの思い出を作ってくれました。だから今はまずメンバーみんなに「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。自分の中でLinQがこんなに大きな存在になるとは思っていませんでした。だからこれからもメンバーみんなの今後を少しでも応援出来たらなと思います。

 

「次にこんな濃い時間をこんな素敵な人たちと過ごせるのはいつだろう?」そう思いながら僕の3粒目は砂時計の下に落ちました。(お終い)